コラム

シーンに合わせた香りのガイド

快適で心地よい空間を演出するときに、意外と見落としがちなのが「香り」です。お客様を温かく迎えるときや、心を落ち着ける癒やしのひとときなど、家の中の香りは、玄関を入った瞬間から気分を左右します。

今回のコラムでは好みの香りを放つだけでなく、お部屋に香りをプラスする効果的な方法をご紹介。

インセンス(お香)、キャンドル、ディフューザー3種類から、あなたのお部屋に最適なホームフレグランスを見つけてみてはいかがでしょうか。

INCENSE インセンス

お香は一般的にはスティック状やコーン状のものがあり、葉の形状のものは最近開発されたものです。お香は、様々な素材から構成され、燃やすことで様々な香りを放つことができます(お香の語源は、ラテン語で「燃やす」を意味するincendere(インセンデレ)です)。樹皮、樹脂、根や種子などの素材と、シナモン、乳香、白檀などを組み合わせることで、様々な香りをつくり出すことができます。

お香の特徴

・火をつけることで、早く部屋全体に香りが広がります。
生活空間に静けさをもたらし、心を落ち着かせてくれます。
・キャンドルやディフューザーに比べ、香りが強いのが特徴です。
・火をつけたら、燃焼に注意が必要です。また、材質上、燃やすと灰が出るので、インセンスホルダー等で灰を受け止める必要があります。

CANDLES キャンドル

キャンドルはお香と異なる点が多く、香りを放つメカニズムにも顕著な違いがあります。キャンドルは、熱を加えると液体になり、さらに気体になる可燃性の物質であるロウから作られています。アロマキャンドルは、ロウにアロマオイルを含ませて香りをつけています。キャンドルには芯があり、火をつけると熱が発生してロウを溶かし、香りを放ちます。

キャンドルの特徴                

・キャンドルは複数の香りが重奏的に重なり、複雑で奥深さがあります。
・付け方や灯す時間の長さによって、長く楽しむことがでます。
・香りはほのかなものが多く、ゆっくりと香りが広がります。
・火を灯すとやわらかな光を放ち、空間全体の雰囲気づくりができます。

DIFFUSERS ディフューザー

リードディフューザーは、電気や火を使わないので、場所を選ばず手軽に使用できます。
リードをディフューザーオイル(ガラス瓶に入っていることが多い)の中に入れると、オイルがリードに染み込み、周囲の空気に優しく香りを放ちます。リードはオイルが完全に蒸発するまでオイルの中に置いておくことができます。長期間にわたりお部屋で香りを楽しむことができる実用的な方法です。

ディフューザーの特徴

・リードディフューザーの使い方は非常に簡単で、火災の危険もなく、置いておくだけで香りが楽しめます。
・香りの強さは、リードを増減させることで好みの香りの強さに調整ができます。
・ディフューザーのボトルはとても美しいデザインなので、お部屋のインテリアとしても活用することができます。
・時間と共にホコリや目詰まりを起こすことがありますのでリードのメンテナンスが必要です。
・暖房機具などの近くに置くと、オイルの香りが速く蒸発してしまうので置き場所にも注意が必要です。

 

どれを選ぶべき?

お香、アロマキャンドル、リードディフューザーは、どれもお部屋に心地よい香りをプラスすることができます。ホームフレグランスは、ご自宅やライフスタイルに合ったものをお選びください。

リラックスタイムには

お香は、部屋中に強い香りを漂わせたいときや、瞑想やヨガの練習をするときに空間を演出するのに最適なアイテムです。時間帯によって香りの異なるお香を選べば、一日の中で様々な香りを楽しむことができます。

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ロマンティックな雰囲気を演出するためには

 

柔らかな香りでロマンティックな心地よい雰囲気を作りたい場合は、キャンドルの方が適しているかもしれません。緩やかに燃えるキャンドルをお楽しみください。

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手軽に香りを楽しむために

 

リードディフューザーは、火をつける必要がなく、簡単にお部屋に香りを満たすことができます。リードを加えるだけで、数週間は美しい香りが続きます。それでもバリエーションが欲しいという方は、部屋ごとに異なる香りのディフューザーを置いてみてはいかがでしょうか?
好きな場所に好きな雰囲気を作ることもおすすめです。

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